御菓子所 まつ月


注意:全て手作業で行っているため生産量が非常に少ないため入手が困難です。
メーカーに問い合わせるのは止めて欲しいと言っていました。
毎年常連さんの予約でほぼ完売状態なので、メーカーに問い合わせても在庫は無く、幻の銘菓です。
関東では、年に1回開催される高島屋の味百選に1日10個だけ出品されるそうです。
今年は入手できて本当に良かったです。
年に1度の楽しみですね!

本わらび餅  ¥1500円

材料作りから5年の歳月をかけて、やっとわらび餅は誕生する。
口どけはふんわりなめらか、のどでさらりと溶ける究極の味が完成する。

          

10月〜3月まで山にこもって蕨(わらび)の根を掘ります。

まだ土の付いたわらびの根を折ると白く澱粉質の部分が見える。 これが、わらびの根。ここまで大きくなるのに20年。 根を水洗粉いし、石うすの中で粉砕し、これに水を加えて、でん粉を洗い流し何回も何回も水洗いと沈殿をくりかえして精製し、本わらび粉ができる。

かめの中で5年寝かせてゆっくり乾燥させることで、粘りが出る。

完成した最高級のわらび粉。 職人の手で力強く練り上げられる。 型に流して固め、北海道産の最高級の香ばしいきな粉をたっぷりかけて完成する。

 

眠り柿「ずくし」

¥1100

「ずくし」とは熟柿がなまったことばです。
不思議な男柿で種が無く、上品な奥深い甘味が喜ばれています。
この「ずくし」は、7年静かに眠らせ、最も優れた味が出たところで製造します。
全国に全く類を見ない絶品です。
つややかに光る肌の内側には7年のこくと旨味が凝縮されているのです。

11月下旬柿を収穫、皮をむき軒につるし、寒風に晒す。日中は日光に当て夜は取り入れる。これを4年間根気良く続け、渋柿に含まれる甘味成分を極限まで引き出す。
粉の時の干柿は雪の花が咲いたように真っ白で感動さえ覚えます。

そして3年間眠せて、やっと原料が完成します。 日光に晒した柿を長時間蒸し、樫(かし)の木のすりこぎで3日間なめらかになるまで塢き味をととのえていきます。
柿の繊維をこわさないようにして、柿の旨味の「みつ」を加えます。作業終了までに5日です。

 

松風栗むし羊羹 里わらべ

¥2000円

1年の内で栗の1番美味しい時期は、1週間〜10日です。
その1番美味しい栗だけを使って作った羊羹です。

 


BACK